クリップスタジオペイントやphotoshopにあるバケツツールのように手軽に塗りつぶしたいところですが、サブスタンスデザイナーではそれが出来ません。
グラデーションマップを使って作れなくもないですが狙った所に特定の色を入れるのが難しいため、多少手間がかかりますがマスクを駆使して作成しました。
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作成方法
バケツツールで塗るのと比べると工程が多くてかなり手間がかかりますが、この方法しか今のところ思いつきませんでした。他の方法が見つかったら追記します。
ブロックごとに色分け
- 塗り分けたい白黒の絵を用意
- Flood Fillノードにつなげてブロックごとに色分けできるようにする
- Flood Fill to Grayscaleノードで色分けする

マスクを分割
Color to Maskノードで色を指定してマスクを分けることが出来ます。
Color to Maskの設定
- Mask Rangeが初期値0になっているの0.1など少ない値を設定
※値を大きくし過ぎると他の色も拾ってしまう可能性があります - スポイトでマスクにしたい色を拾う

色を付ける
ブレンドに均一カラーと先ほど作成したマスクを繋げれば指定範囲の塗りつぶし完了です。
色分けしたい分だけこの工程を繰り返す

作品例
『鬼滅の刃』の登場人物・富岡義勇が着ている羽織の模様
二つの模様を用意してしまえば並べるのはSubstance Designerの得意分野です。
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