Substance3DDesigner

【Substance3DDesigner】テクスチャをアトラス化する

shamimatsu

テクスチャアトラス(英:Texture atlas)は、複数の素材を一つのテクスチャにまとめた状態です。処理負荷軽減のためゲーム業界などでよく使われる技法だと思います。
実際によく使っていました。photoshopでまとめていた時代もありましたが、Substance3DDesignerなら効率的に配置できるため方法を紹介します。

使用バージョン:Substance3DDesiner 2022

既存ノードでアトラス化する方法

Tile Generator Color を使う

今回はカラーのテクスチャを使うため Tile Generator Color ノードを使用
画像のインプットを6つまでしか増やせず、均等に配置したい場合は実質4つまでです

X Amount2
Y Amount2
パターンImage Input
Pattern Input Number4
Pattern Input DistributionBy Pattern Number

もっと配置したい場合はどうするか

4枚画像をまとめたノードをさらに同じノードでつなげれば16枚配置できます。

この方法では3×3=9枚、5×5=25枚などの配置は難しいです

外部ノードでアトラス化する方法

Atlas Operations を使う

ArtStationで便利なノードを作成している方がいたので紹介します。
最大32枚の画像を接続することができ、3×3=9枚、5×5=25枚のタイリングも簡単に設定できます!左上から右へ順番に配置されるのもうれしいですね。
ArtStationのアカウントを作る必要がありますが、無料でダウンロードできます。

使い方

ダウンロードしたzipを解凍したなかにある AtlasOp_GridAtlas.sbsar をグラフ内にドロップして GridAtlasColor を選択。
他にもたくさんsbsarファイルがあるので試してみてください。

画像を接続すれば左上から追加されていきます。
Tileの値を3にすれば 3×3=9枚 を簡単に作成できます。

ノードは作業データに取り込まれているのではなく参照しているだけなので、グラフに配置した後にファイルの移動や削除は行わないように気を付けてましょう

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ABOUT ME
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3DCGデザイナー
ながらくゲーム業界で2D、3DCGデザイナーとして働いてきましたが、新しい業界に挑戦中です。 ブログのデザインをリニューアル中のため、見づらい箇所もあるかもしれませんが少しづつ修正していきます。
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